お眠
おねむ
名詞
標準
sleeping
文例 · 用例
――お眠り、ねえおまへ病気ですよ、誰かセレナードを……男の方々はみんな寝ちまひました!
— 中原中也 『ヂェラルド・ド・ネルヴァル』 青空文庫
貴僧、それでもお眠ければご遠慮なさいますなえ。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
「でも、熟くお眠ツてゐらツしやるんだもの、惡いわ。
— 三島霜川 『平民の娘』 青空文庫
でも尚だ床の中にもぐもぐしてゐると、「だツてさ、お前、其様なにお眠ツちや、瞳が溶けてお了ひなさるよ。
— 三島霜川 『平民の娘』 青空文庫
その時分から少しづつ御政務をお怠りなさるやうになつたとはいふものの、事、御朝廷に関するとお眠りから覚めたやうにおなりになると同様に、神仏に関してもまた、必ず、すすんで独自の御決裁をなさいましたやうでございます。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
このやうに、京都の御所や、諸国の神社仏閣の事になるとお眠りからお覚めになるのでごさいましたが、あとはもう、相州さまや入道さまにお任せ切りで、御自身は、ただ、のんびりと遊び暮して居られたやうなお工合でございました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
貴僧、それでもお眠ければ御遠慮なさいますなえ。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
まあさぞお草臥なさいまして、お眠うもございましょうし、お可煩うございましょうのに、つい御言葉に甘えまして、飛んだ失礼を致しました。
— 泉鏡花 『湯女の魂』 青空文庫
作例 · 標準
――お眠り、ねえおまへ病気ですよ、誰かセレナードを……男の方々はみんな寝ちまひました。