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誰あろう

だれあろう
表現
1
標準
none other than
文例 · 用例
団九郎が、T「心配致すな 亭主 此の御方は誰あろう」 と武蔵を指さして、T「新免二刀流の開祖 宮本武蔵先生」 と言って、T「拙者は先生の高弟で 同じく新免二刀流の 達人」 と威張って、T「勇名天下に響き渡った 早水団九郎」 亭主も感心した。
山中貞雄 武蔵旅日記 青空文庫
その来客と云うのは、誰あろう、――私も驚いたことには、私がまだ慇懃を通じない、先の珍本蒐集家で、鋭い凋んだ顔が、白髪の中から覗き出て、右腕には少なくとも一|打はあろうと思われるほどの、貴重な書籍をかかえていた。
コナン・ドイル 空家の冒険 青空文庫
」「それこそ誰あろう、――あらゆる捜査を、五里霧中に葬り去らせていた、セバスチャン・モラン大佐、――すなわち先月の三十日の夜、レーヌ公園第四百二十七番で、表二階の開いている窓から、柔軟弾を使用した空気銃で、ロナルド・アデイア氏を射殺した、大犯人さ。
コナン・ドイル 空家の冒険 青空文庫
その男は私にだけ顔が見えるようくるりと振り向いたのだが、身体には肉がつき、皺もなくなり、うつろな目にも火が戻り、そして目の前、火のそばに座ったまま、私が驚くのをほくそ笑むのは、誰あろうシャーロック・ホームズだったのだ。
THE MAN WITH THE TWISTED LIP 唇のねじれた男 青空文庫
然るに二十一年の五月の末『我楽多文庫』の第一号が創刊されたのを早速買って見ると、その巻頭の辞を書いたのが誰あろう思案外史であった。
――尾崎紅葉―― 硯友社の勃興と道程 青空文庫
誰あろう、十五郎なのです、血に包まれたその男こそは、今噂をしたばかりの下総十五郎だったのです。
千代田城へ乗り込んだ退屈男 旗本退屈男 第十一話 青空文庫
誰でもよい、王様のためにこの鏡を取りに行く者は無いか」 この御布告を、美留藻と香潮が住んでいる村の間の、丁度中程に在る魚市場で、役人が大勢の人々を集めて申し渡した時に真先に――「それは妾が取って参りましょう」 と願い出たものは誰あろう、水潜りにかけては村一番と評判の美留藻でした。
夢野久作 白髪小僧 青空文庫
このハバノフ氏というのは誰あろう
海野十三 浮かぶ飛行島 青空文庫
作例 · 標準
今回のプロジェクトを成功に導いたのは、誰あろう彼自身の努力に他ならない。
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事件の犯人は、誰あろうあの有名な探偵の助手だった。
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そのアイデアを思いついたのは、誰あろうこの私なんです。
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