何か別
なにかべつ
表現名詞-の形容詞
標準
another
文例 · 用例
頼みます」 この手紙には今までと違って、何か別に撃たれるところのものがあった。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
いつも下からばかり見ていた鐘が、こうして横から見られるようになると、何か別のもののような変な感じがした。
— 新美南吉 『ごんごろ鐘』 青空文庫
外ヶ浜で荒つぽく飲んで来た私には、まるで竜宮か何か別天地のやうで、兄たちと私の生活の雰囲気の差異に今更のごとく愕然とし、緊張した。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
然しこれはこれだが、何か別に本當の仕事があるだらう。
— 石川啄木 『硝子窓』 青空文庫
空に持ち去られた黄葉の竜巻は如露形のまゝ高く遠く移り過ぎて行きましたが、拡がりぼけて見えなくなったかと思うと、あれ、あれ、あれ、何か別な一群が吹き寄って来ました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
」「それも君の主義から來るのだから、まア、いい、さ――兎に角、何か別な口を見付けて置き給へ、僕も心がけては置くが――」「今度ア、もう、僕、教師なら大學程度のでなけりやアいやだ――うるさいから。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
二つの眼は漆黒の榛のようで、鋭い輝きを放っているのは、大胆を示すものだと私は時どきに思うのであるが、それに恐怖の情の著るしく含まれたように、何か別種のものが奇妙にまじっているのであった。
— 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃 『世界怪談名作集』 青空文庫
――けれど、そのほかのは、東|印度の殖民地から輸入されるドイツ煙草で、全然何か別種の葉巻らしい。
— コナンドイル 『入院患者』 青空文庫
作例 · 標準
「この件については、何か別(の解決策)を考える必要がある。」
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「もう一度、何か別(の場所)でやり直してみよう。」
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「この問題には、何か別(の側面)があるはずだ。」
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