有り難み
ありがたみ
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標準
value
文例 · 用例
そういう場合にこのエントロピーのありがたみが始めて明白になって来るのである。
— 寺田寅彦 『時の観念とエントロピーならびにプロバビリティ』 青空文庫
電子化でいや増す参考図書のありがたみ 英語を読もうとする気力だけは持っている私ですが、読解力の方はなんとも自信がありません。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
金のありがたみなんてものは毛筋ほども知らず、商売が商売だからそろばんぐれえはもう身を入れて習いそうなものだのに、朝っちからいちんちじゅう目の色変えて夢中になっているものは、いったいだんな、なんだとおぼしめします?
— 青眉の女 『右門捕物帖』 青空文庫
これほど労力を節減できる時代に生れてもその忝けなさが頭に応えなかったり、これほど娯楽の種類や範囲が拡大されても全くそのありがたみが分らなかったりする以上は苦痛の上に非常という字を附加しても好いかも知れません。
— ――明治四十四年八月和歌山において述―― 『現代日本の開化』 青空文庫
けれどもそれを他にやろうとまで思った私の主観から見れば、そんなにありがたみの附着していない金には相違なかったのである。
— 夏目漱石 『硝子戸の中』 青空文庫
何千円也の封鎖小切手を貰っても紙屑同様にて一向ありがたみが感ぜられないのに対し、たとえ百円なりでも新円を貰うと、たいへんうれしい。
— 海野十三 『海野十三敗戦日記』 青空文庫
精神的高みにのぼればのぼる程、友のありがたみは著しく、又、必ず一人、或は二人、或幸運にして三人のバクギャクの友を得。
— 一九二七年(昭和二年) 『日記』 青空文庫
居ないと我々のありがたみがわかったから、かえったら御馳走もして御きげんをとるというのは結構だ。
— 一九二九年(昭和四年) 『日記』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日有り難みについて考えている。
有り難みという言葉は日本語で重要だ。
彼は有り難みの意味を理解している。
この文には有り難みが含まれている。