何奴
どいつ異読 どやつ
代名詞
標準
who
文例 · 用例
大吉花道から、大刀片手に大跨にヅカヅカと舞台へ来り、平土間に向って、T「文句が有ったら 上って来い」 観衆睨み乍ら舞台の端を行ったり来たり「文句ある奴何奴だァ」と怒鳴って歩く。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
」 「誰でもいい、文句有ったら掛かって来い」T「命の要らねえ奴は 何奴だァ!
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
五六歩横に歩いて又、T「何奴も此奴も 此村大吉が怖いのか?
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
漆の中に眼の輝く、顏面凡て髯なるが、兩腿出した毛むくぢやら、蝟の大胡坐で、蒋生をくわつと睨む、と黒髯赤く炎に照らして、「何奴だ。
— 泉鏡太郎 『麥搗』 青空文庫
此女取調の筋があるで、交番まで引立てる、私は雀部じゃというてみい、何奴もひょこひょこと米搗虫よ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
しや忌々し何奴ぞと得三からりと部屋の戸開くれば、かの声少し遠ざかりて、また、「赤城様、得三様。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
「そりや、何の話だ、誰に対する何奴の言だ。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
)法師一『何奴だ、そこへ来たのは』源右衛門(刀を提げ立はだかったまま)『本願寺浄土真宗、本寺のものだ。
— 岡本かの子 『取返し物語』 青空文庫
作例 · 標準
「おい、あそこにいる何奴だ?」と彼は不審そうに尋ねた。
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こんな時間に、一体何奴が訪ねてきたのだろう。
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あの何奴が、また面倒事を起こしている。
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