意識体
いしきたい
名詞
標準
discarnate entity
文例 · 用例
これに反し事実の意識なる或知覚も、意識体系の上に他と関係を有する点より見れば意味を有っている、ただ多くの場合にその意味が無意識であるのである。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
然らば如何なる思想が真であり如何なる思想が偽であるかというに、我々はいつでも意識体系の中で最も有力なる者、即ち最大最深なる体系を客観的実在と信じ、これに合った場合を真理、これと衝突した場合を偽と考えるのである。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
要するに思惟は大なる意識体系の発展実現する過程にすぎない、若し大なる意識統一に住してこれを見れば、思惟というのも大なる一直覚の上における波瀾にすぎぬのである。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
何でも現実における意識体系の発展する状態を意志の作用というのである。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
意志というのは普通の知識という者よりも一層根本的なる意識体系であって統一の中心となる者である。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
我々が理性の要求といっている者は更に大なる統一の要求である、即ち個人を超越せる一般的意識体系の要求であって、かえって大なる超個人的意志の発現とも見ることができる。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
我々は普通に肉体生存を核とせる小体系を中心としているが、もし、更に大なる意識体系を中軸として考えて見れば、この大なる体系が自己であり、その発展が自己の意志実現である。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
右の二者は共に意識体系の発展の法則であって、ただその効力の範囲を異にするのみである。
— 西田幾多郎 『善の研究』 青空文庫
作例 · 標準
そのSF小説では、物理的肉体を持たない高度な意識体が、情報空間を自由自在に流転する様子が描かれていた。
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古代の神秘主義文書には、輪廻転生を経ずに存在し続ける純粋な意識体についての言及がある。
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AI研究の最前線では、自己進化する過程で物理的基盤から解放され、新たな意識体の形態をとりうる可能性が議論されている。
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「昨夜の夢で、言葉を話す光のような、とても不思議な意識体に出会ったんだ。」
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