口
く異読 こう
名詞頻度ランク #925 · 青空 59070 例
標準
mouth
文例 · 用例
煉瓦塀に春を発見した福助人形の影法師孤児の下駄が置き忘れてありました公園の入口ペンキのはげた立札心よ!
— 中原中也 『(風船玉の衝突)』 青空文庫
格別、先生の口唇が、鼻腔が可笑しいといふのぢやない、起立して、先生の後から歌ふ生徒等が可笑しいといふのでもない、それどころか、俺は大体、此の世に笑ふべきものがあらうとは思つちやゐなかつた。
— 中原中也 『夏と悲運』 青空文庫
造花作りは花屋を恨む、さて、花は造花程口がきけない。
— 中原中也 『(辛いこつた辛いこつた!)』 青空文庫
どういふつもりで付けたのかまだ訊ねてみないが、僕が勝手に想像する所では、無口でそつとしておいて貰ひたい男が、誰でもが多かれ少なかれ感じてはゐても余りに底深い、流れだとして殆んど全く触れないで過ぎる態の非情を、人目にも立たず浚渫してゐるといつた風の心得であらうと思ふ。
— 中原中也 『詩集 浚渫船』 青空文庫
それから半年ばかり上京して牛込あたりの下宿にゐたが、就職口があつたんだと云つて宮崎県に行つた。
— 中原中也 『詩集 浚渫船』 青空文庫
一口にいへば、現代は、如何にも信義に乏しい、非論理的な、修辞的発達のみは容易にされた――さうした時代である。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
一、「これは手だ」と、「手」といふ名辞を口にする前に感じてゐる手、その手が感じてゐられゝばよい。
— 中原中也 『宮沢賢治の世界』 青空文庫
彼は其の派の典型的な作家の如く考へられてゐたので、人々は彼の言ふ所に口を挟まうとはしなかつたし又、第一人々はコルビエールを知つてもゐなかつた。
— 中原中也 『トリスタン・コルビエールを紹介す』 青空文庫
標準
counter for people or implements
ウィキペディア
口(くち)は、消化管の最前端である。食物を取り入れる部分であり、食物を分断し、把持し、取り込むための構造が備わっていると同時に、鼻腔と並んで呼吸器の末端ともなっており、発声器官の一部でもある。文脈により口腔(こうこう)とも言う。日本の医学界においては口腔の慣用音である(こうくう)を用いている。
出典: 口 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0