二分心
にぶんしん
名詞
標準
bicameral mind
文例 · 用例
」 六「大福餅が食べたいとさ、は、は、は、」 と直きその傍に店を出した、二分心の下で手許暗く、小楊枝を削っていた、人柄なだけ、可憐らしい女隠居が、黒い頭巾の中から、隣を振向いて、掠れ掠れ笑って言う。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
枕元の二分心のランプは心が一杯に出て油煙が微かにホヤの上に立つて居る。
— 長塚節 『隣室の客』 青空文庫
さつきまで蚊帳へはひつて居たと見えて蒲團はまくつて後にあつて二分心のランプが其の蚊帳の中にあつて其側に雜誌のやうなものが開けてある。
— 長塚節 『開業醫』 青空文庫
新たに買つた二分心のランプを小さい妹が持つて來たが、辰男は日が暮れても燈火を點けなかつた。
— 正宗白鳥 『入江のほとり』 青空文庫
新に買った二分心のランプを小さい妹が持ってきたが、辰男は日が暮れても灯火を点けなかった。
— 正宗白鳥 『入江のほとり』 青空文庫
作例 · 標準
ジュリアン・ジェインズの二分心理論は、古代人の意識について興味深い考察を提供している。
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彼は時折、まるで二分心を持つかのように、内なる声に導かれることがあると話した。
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二分心という概念は、人間意識の進化を考える上でユニークな視点をもたらす。
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