夜の目も寝ない
よのめもねない
表現
標準
staying up all night
文例 · 用例
「断めのつくように、断めさして下さいッて、お願い申した、あの、お返事を、夜の目も寝ないで待ッてますと、前刻下すったのが、あれ……ね。
— 泉鏡花 『木精(三尺角拾遺)』 青空文庫
照吉さんも家業があるでしょう、だもんですから、ちょいとの隙も、夜の目も寝ないで、附っ切りに看病して、それでもちっとも快くならずに、段々|塩梅が悪くなって、花が散る頃だったわ、お医者様もね、もうね。
— 泉鏡花 『吉原新話』 青空文庫
林右衛門は、修理の逆上が眼に見えて、進み出して以来、夜の目も寝ないくらい、主家のために、心を煩わした。
— 芥川龍之介 『忠義』 青空文庫
私もついフラフラと――イヤ、フラフラどころか実にもう夜の目も寝ないで考えに考えたんだが、そのあげくにとうとう腹をきめて、本日のこのていたらくと相なった次第なんだよ。
— 坂口安吾 『裏切り』 青空文庫
働く、精を出す、うんうんいう、夜の目も寝ない、ちっとでもましなものにしようと考えづめに考える、――ところがどうです?
— DUSHECHKA 『可愛い女』 青空文庫
小鳥たちに至っては、これはもう、暁か星の消えやらぬうちから、夕つづの落ちかかるまで、時を惜しんで歌いつ舞いつ……杜鵑や慈悲心のように、夜の目も寝ない手合いさえある。
— 中村清太郎 『ある偃松の独白』 青空文庫
わしは夜の目も寝ないで、細かい数字と取り組んだ。
— 江戸川乱歩 『偉大なる夢』 青空文庫
十数年の間、夜の目も寝ないで、研究をつづけました。
— 江戸川乱歩 『電人M』 青空文庫
作例 · 標準
新しいゲームの発売日だったので、夜の目も寝ないでプレイした。
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旅行の準備に夢中で、夜の目も寝ないまま出発した。
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子供が熱を出したので、心配で夜の目も寝ないで看病した。
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