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たぼ
名詞
1
標準
chignon (in a Japanese hair-style)
文例 · 用例
それが、そればかりなら宜しゅう御座いますが、その外出頭の鬢からのあたりに気を付けてみますると、一度、毛がピッシャリと地肌に押付けられたものを、又掻き起いて恰好を付けた痕跡が、そのまま髪毛の癖になって、両鬢からを一まわり致しておりまする。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
しかも、その夜は、ちょうど植木|店の執持薬師様と袖を連ねた、ここの縁結びの地蔵様、実は延命地蔵尊の縁日で、西河岸で見初て植木店で出来る、と云って、宵は花簪、蝶々|髷、やがて、島田、銀杏返、怪しからぬ円髷まじり、次第にの出た、襟脚の可いのが揃って、派手に美しく賑うのである。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
偶にこぼれて出て来るのは、小姓梅之助に手を曳かるる腰元の青柳か、密と外して酔ざましの椎茸
泉鏡花 日本橋 青空文庫
笄、簪は謂ふも更なり、向指、針打、鬢挟、挟、当節また前髪留といふもの出来たり。
泉鏡花 当世女装一斑 青空文庫
夫人は自分の変化をかの女に気取られたのを知って、ちょっとしまったという様子を見せ、指を旧式な「髷なし」という洋髪の鬢との間へ突込んで、ごしごし掻きながら、しとやかな夫人を取り戻す心の沈静に努める様子だったが、額の小鬢には疳の筋がぴくりぴくり動いた。
岡本かの子 母子叙情 青空文庫
あゝ、うつくしい白い指、結立ての品のいゝ圓髷の、情らしい柔順なの耳朶かけて、雪なす項が優しく清らかに俯向いたのです。
泉鏡花 雪靈記事 青空文庫
」「雪のようでしょう、ちょっと片膝立てた処なんざ、千年ものだわね、……染ちゃん大分御念入だねなんて、いつもはもっと塗れ、もっとを出せと云う女房さんが云うんだもの。
泉鏡花 第二菎蒻本 青空文庫
」 と顔をそらしながら、若い女房の、犠牲らしいあわれな媚で、わざと濡色のを見せる。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
作例 · 標準
浮世絵に描かれた美人のが、ふっくらと張り出して美しい曲線を描いている。
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時代劇の髪結いのシーンで、役者が「もう少しの形を整えてくれ」と指示を出した。
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江戸時代の女性たちの間では、を長く突き出す「鴎」という髪型が流行した。
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