幻辞.com

地方風

ちほうふう
名詞
1
標準
local wind
文例 · 用例
人間がそこで生れ、育ち、働き、老い、而して生涯を終る環境、地方風土としての自然をこまかく観察し、描いている。
宮本百合子 藤村の文学にうつる自然 青空文庫
能評家の話も多くこの点を中心として好意を示されたらしいが、「よく訣る」といふこと、「無暗に囚はれた高雅といふものに偏してゐない」といふこと、「地方風でありながら多少近代味が這入つてきてゐる」といふ点にある。
折口信夫 村で見た黒川能 青空文庫
其を民間伝承、即、異郷趣味を唆る様な、特殊な地方風俗・名産・方言或は――既に固定した文学用語・枕ごと以外に、古典的な清純な感情を起す体言・用言・助辞なども、現代通用の粗雑な整頓せられない都鄙の口語文法などから、識別採用する風雅意識は十分にあつた。
後期王朝文学史 女房文学から隠者文学へ 青空文庫
FOEHN――瑞西に特有な、俄かの雪解けをもたらす暖かい地方風だ。
白い謝肉祭 踊る地平線 青空文庫
いわば歴史的伝統と自然的要求との結合であって、地方風俗としての充分な根拠を有するものです。
柳宗悦 民藝四十年 青空文庫
作例 · 標準
夏には山から吹き下ろす地方風が、街の気温を少し下げてくれる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
独特の地方風が吹くことで、この地の気候は特徴づけられている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
漁師たちは、沖合の地方風の動きを予測して漁に出る。
幻辭AI · gemini-2.5-flash