白猿
はくえん
名詞
標準
文例 · 用例
小説の題、「白猿狂乱。
— 太宰治 『悶悶日記』 青空文庫
家に伝わった俳名|三升、白猿の外に、夜雨庵、二九亭、寿海老人と号した人で、葺屋町の芝居茶屋|丸屋三右衛門の子、五世団十郎の孫である。
— 森鴎外 『渋江抽斎』 青空文庫
末に「霜月九日、白猿拝、三升拝、井沢御新造様」と書してある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
就きましては、まず『白猿伝』を申し上げます。
— 白猿伝・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
右あらかじめお含み置きください」 白猿伝 梁(六朝)の大同の末年、平南将軍|藺欽をつかわして南方を征討せしめた。
— 白猿伝・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
やや暫くして、女が出て来て※の一行を招いたので、すぐに武器をたずさえて踏み込むと、一頭の大きい白猿が四足を牀にくくられていて、一行を見るや慌て騒いで、しきりに身をもがいても動くことが出来ず、いたずらに電光のような眼を輝かすばかりであった。
— 白猿伝・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
(白猿伝) 女侠 唐の貞元年中、博陵の崔慎思が進士に挙げられて上京したが、京に然るべき第宅がないので、他人の別室を借りていた。
— 白猿伝・其他 『中国怪奇小説集』 青空文庫
それを嘲った「猿ならば猿にしておけ呼子鳥」と市川|白猿の句がある。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫