諾
お異読 う・せ
感動詞頻度ランク #92 · 青空 203 例
標準
yes
文例 · 用例
で、なんのことはなしに承諾したやうな返事をしはしたのだが…… 彼と別れたあと私はいやな気持だつた。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
そして自分は之れを承諾した。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
校長はそれを聞くと初め一寸は危惧の念に駆られたが、「なあに課業の妨げにはなりませんよなあに」と大きい声で云はれてる中遂に承諾せざるを得なくなつた。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
そうしたことには山の祖神として自分にわけも気持もあってしたことの解き開きを娘の神にとくと諾かして、根に持つ恨みを雪解の水に溶き流さすまではかの女の傍からは離れられない。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
筑波|嶺に、雪かも降らる、否諾かも、愛しき児等が、布乾さるかも 山の祖神は、平地に禿立している紫色の山を望み、それは筑波という山であって、それには人身の形をした山神が住んでいることを聞き知った。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
弟は諾いたが声はあっさりしていた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
生前に父親も親戚も婿をとるようかなりお蘭を責めたものだが、こればかりはお蘭は諾わなかった。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
そうかと思うと、それほどけばけばしく女性尊重を放送しないフランス人が、家庭は全く主婦の女王の傘下に従順に温まって易々諾々である。
— 岡本かの子 『女性崇拝』 青空文庫
作例 · 標準
例句