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厳瓮

いつへ
名詞
1
標準
sacred jar
文例 · 用例
『左伝』その他の訓点にもこの例が多く、現に『日本紀』の神武天皇紀にも、天皇嘗其厳瓮之粮の「嘗」の字を、ナメタマヒテと訓むことになり、同じ一つの語音で異なる動詞、それも甚だ紛わしいものがまた一つ生まれている。
柳田国男 海上の道 青空文庫
先頃の死亡承諾書ね、あいつへ今日はどうしても、爪判を押して貰いたい。
宮沢賢治 フランドン農学校の豚 青空文庫
こいつが我輩を〔侮〕辱したから我輩はこいつへ決闘を申し込んだのだ。
宮沢賢治 ポランの広場 青空文庫
けれどもこいつへ腰をかけるようなやつなら、すいぶん小さな猿だ。
宮沢賢治 さるのこしかけ 青空文庫
だから我輩はこいつへ決闘を申し込んだのだ。
宮沢賢治 ポラーノの広場 青空文庫
」 と割膝に跪坐って、飲みさしの茶の冷えたのを、茶碗に傾け、ざぶりと土間へ、「一ツこいつへ注いでおくんな、その方がお前さんも手数が要らない。
泉鏡花 歌行燈 青空文庫
いいか、俺にはあいつへの優先権がある、おれはそれを主張しただけだ。
THE ADVENTURE OF THE DANCING MEN 踊る人形 青空文庫
」 すると安藤巡査は、「この低い柵の開き扉を開けると、眠っていても直ぐ起きて来ますからそいつへ干菓子をくれてやるんです。
大阪圭吉 とむらい機関車 青空文庫
作例 · 標準
神事の際、宮司は神酒を満たした厳瓮を恭しく祭壇の中央に供えた。
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遺跡の発掘調査で、祭祀に使われたと思われる無傷の厳瓮が土の中から発見された。
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新嘗祭の準備のため、村の長老たちが蔵から古い厳瓮を慎重に運び出してきた。
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