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械軍

械軍
名詞
1
標準
文例 · 用例
そそっかしく下駄を鳴らして歩く内地人(日本人、以下同じ)や、口をぽかんとあけて店先を眺める白衣のお上りさんや、陳列窓に出した目玉の動く人形にびっくりし合う老婆達や、買物に出掛ける内地婦人、ベルの音もけたたましく駆けて行く自転車乗りの小僧に、僅か十銭ばかりの運賃で荷物の奪い合いをする支械軍などで。
金史良 天馬 青空文庫
ところが薄|莫迦げた物腰や異様な風采のために、爺は周囲の支械軍(担荷人)達に取り囲まれて嬲られるようになった。
金史良 土城廊 青空文庫
械軍はますます面白がってえへらえへら笑ったり、口々に脅かしてみたり小突いたりした。
金史良 土城廊 青空文庫
倉庫の仕事は組合加入者だけの手でなされるもので、支械軍のような浮浪労働者には許されぬことを婦は知っていた。
金史良 土城廊 青空文庫
老人はそれが支械軍の元三であることに気がつくと、鼻の先まで近寄って来て炭のような手を顔先にちらつかせつつしあしあ喘いだ。
金史良 土城廊 青空文庫
目下、彼我の空軍並に機械軍の間に、激烈なる戦闘を交えつつあり。
海野十三 空襲葬送曲 青空文庫