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小田

おだ
名詞頻度ランク #16725 · 青空 873
1
標準
rice field (usu. small)
文例 · 用例
日はしばし、鐘が淵の杜を焦がして、八百代小田にうつろひしが、次第に光淡くなりもてゆきて、をちこちに蛙の聲聲聞え、下ゆく水も音冴えたり。
萩原朔太郎 花あやめ 青空文庫
やゝ曇り初めし空に篁の色いよ/\深くして清く静かなる里のさまいとなつかしく、願わくば一度は此処にしばらくの仮りの庵を結んで篁の虫の声|小田の蛙の音にうき世の塵に汚れたる腸すゝがんなど思ううち汽車はいつしか上り坂にかゝりて両側の山迫り来る。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
これで思い出したのは、関東大震災のすぐあとで小田原の被害を見て歩いたとき、とある海岸の小祠で、珍しく倒れないでちゃんとして直立している一対の石燈籠を発見して、どうも不思議だと思ってよく調べてみたら、台石から火袋を貫いて笠石まで達する鉄の大きな心棒がはいっていた。
寺田寅彦 静岡地震被害見学記 青空文庫
家は小田原在に在る穀物商で、妻も娶り兄妹三四人の子供もできたのだが、三十四の歳にふと商用で東海道へ足を踏み出したのが病みつきであった。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
これが作楽井をして小田原から横浜市に移住した長男の家にかかるよりも熱田住みの次男の家へかからしめた理由なのであった。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
箱根は二十年も昔水産関係の用向きで小田原へ行ったついでに半日の暇を盗んで小涌谷まで行ったのと、去年の春長尾峠まで足を使わない遠足会の仲間入りをした外にはほとんど馴染のない土地である。
寺田寅彦 箱根熱海バス紀行 青空文庫
国府津と小田原の中間に「雀の宮」という駅があったようだと子供達と話していたら、国府津駅の掲示板を見ていた子供の一人からそれは「鴨の宮」だという正誤を申込まれた。
寺田寅彦 箱根熱海バス紀行 青空文庫
小田原ではバスが待っていたが、箱根町行は満員なので空席のあった小涌谷行に乗込んだ。
寺田寅彦 箱根熱海バス紀行 青空文庫
作例 · 標準
例句
ウィキペディア曖昧さ回避

小田(おだ) 日本人の姓。 小田氏 おいでやす小田 - ピン芸人 日本の地名 小田郡 小田郡 (陸奥国) - 廃止 小田町 (曖昧さ回避) 小田村 (曖昧さ回避) 小田県 - 廃止 小田城 小田 (福島市) 小田 (つくば市) 小田 (川崎市) 小田 (福岡市)(こた)

関連項目
出典: 小田 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0