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繖形

繖形
名詞
1
標準
文例 · 用例
シモツケの繖形花も肉眼で見たところでは、あの一つ一つの花冠はさっぱりつまらないものであるが、二十倍にして見るとこれも驚くべき立派な花である。
寺田寅彦 高原 青空文庫
)(さうだとさ)(蜂雀かが弟なの)(さうだとさ 第一それは女学校だかどこだかの おまへの本にあったんだぜ)(知らないわ)   さてもこんどは獅子独活の   月光いろの繖形花から   びろうどこがねが一聯隊   青ぞら高く舞ひ立ちます(まあ大きなバッタカップ!
宮沢賢治 春と修羅 第二集 青空文庫
繖形科の毒草にして、コニインを多量に含み、最初運動神経が痲痺するため、妖術師の星と称される土星の表徴とす。
小栗虫太郎 黒死館殺人事件 青空文庫
冷たい肌黒の胡桃の木よ、海草の髮を垂れ、くすんだ緑玉の飾をした女、空の草原の池に浸つて青くなつた念珠、ぼんやりとした愛の咽首を締めてやらうとするばかりの望、よく實を結び損ふ繖形花。
上田敏 牧羊神 青空文庫
いやに冷つく繖形花、わたしはおまへの陰に寢て、自殺者の聲で眼が醒めた。
上田敏 牧羊神 青空文庫
竿頭を繖形に殺ぎ竹を垂して、紙花をつける事は、到る処の神事や葬式の立て物にある事である。
折口信夫 だいがくの研究 青空文庫
その外、秋の野山で目立つのは繖形科の花である。
高村光太郎 山の秋 青空文庫
五月の末になるとサンドチェリーはそのみじかい茎のまわりに円筒形の繖形花序にならんだその繊細な花で路の両側をかざった。
WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 森の生活――ウォールデン―― 青空文庫