寝小
ねしょう
名詞
標準
文例 · 用例
見ると、寝小便の跡があった。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
お婆が死ねば順平は行きどころが無いゆえ継母のいる家へ帰らねばならず、今にして寝小便を癒して置かねば所詮いじめられる。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
弟よ、わりゃ寝小便止めとけよ。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
東芝流ダイナブックの可能性と限界をアラン・ケイの微笑みの陰に見た 母親の証言によると、オレは寝小便をかました後、親が怒りだす前に必ず先回りして泣いてしまう、繊細かつこずるいガキであったという。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
なにしろ餓鬼の頃は寝小便をかますたび、周りから文句を付けられる前に先回りして半日泣き暮らしたという先天的トラウマ増進性精神虚弱体質である。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
活動写真が物を云うなんて、それこそ子供が夢を見ながら寝小便をしてしまった程に、不愉快なものです。
— 渡辺温 『十年後の映画界』 青空文庫
」「寝小便するのか。
— 徳田秋声 『チビの魂』 青空文庫
多分昨夕の蓮見の話で、寝小便やお灸のことばかり夢みてゐたので、こゝへ来てから長いあひだの経験か父親の戒めかで、夜になると湯水を怺へてゐたせゐで、一度も失敗つたことのなかつたのが、つい取りはづしたものらしかつた。
— 徳田秋声 『チビの魂』 青空文庫