紡ぎ出す
つむぎだす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to pour forth
文例 · 用例
この糸車の追憶につながっている子供のころの田園生活の思い出はほんとうに糸車の紡ぎ出す糸のごとく尽くるところを知らない。
— 寺田寅彦 『糸車』 青空文庫
ごくごくわずかな部数の本を出会いの場としても、書き手の与えてくれる縦糸と、読み手の心が紡ぎ出す横糸を編み、大切な人生の一こまを織りあげることはできるのです。
— 富田倫生 『本の未来』 青空文庫
君の論理は誤謬に充ちてゐたが、其誤謬に充ちた論理を紡ぎ出す精神上の生活にはギヤツプがなかつた。
— 阿部次郎 『三太郎の日記 第二』 青空文庫
この魔術あるが故に、一切のテーゼに対しては、いつでもアンティ・テーゼを対抗させることが出来るのだし、常にアラ・モードでモダーン乃至シークな学術を紡ぎ出すことも出来るのである。
— 戸坂潤 『世界の一環としての日本』 青空文庫
友人の父親からの連想でそう言ったのだろうが、自分が紡ぎ出すのは小説なのだろうか。
— 片岡義男 『七月の水玉』 青空文庫
作例 · 標準
詩人は心の中に溢れる感情を、一編の美しい詩として紡ぎ出した。
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彼女の指先からは、魔法のように次々と独創的な物語が紡ぎ出されていく。
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ピアニストは静寂の中から、繊細で透明感のある音色を紡ぎ出した。
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