一軒置いて隣
いっけんおいてとなり
名詞
標準
next door but one
文例 · 用例
小母さんの家は、雇われて行った家の一軒置いて隣になっていた。
— 佐左木俊郎 『街底の熔鉱炉』 青空文庫
「そこです、」と、背後から声を懸けたのは、二度目を配る夕景の牛乳屋の若者で、言い棄てると共に一軒置いて隣邸へ入った。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
しかし家主が一軒置いて隣にありましたので、小田さんは許可を得てきて、私たちは、空き家の中に入りました。
— 小酒井不木 『紫外線』 青空文庫
その豆腐屋の一軒置いて隣が仙太郎の宅で、好い家ではございませんが、表には荒い格子が嵌って、台所には腰障子が嵌めてありまして、丸に仙太というのが角字でついて居ります。
— 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) 『粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)』 青空文庫
しばらくして、代助が不図振り返ったら、一軒置いて隣りの金縁の眼鏡を掛けた男の所へ這入って、話をしていた。
— 夏目漱石 『それから』 青空文庫
その一軒置いて隣にまかなの國藏という者、今は堅気の下駄屋をして居ります。
— 三遊亭圓朝 『業平文治漂流奇談』 青空文庫
そうして、彼女はヴィール夫人と別れると、すぐに一軒置いて隣りの家へ行って、昔の友達と夢中になって話していたと言って、その会話の内容までを詳しく語って聞かせた。
— ヴィール夫人の亡霊 『世界怪談名作集』 青空文庫
道の向う側から来たと云う、主人から碌すっぽ喰べさせて貰わないらしい小僧も、一軒置いて隣家の、これも女主人に耳を引っ張られたと云うことが後で分かった女中の背後に隠れるようにしながら這入って来た。
— A CHRISTMAS CAROL 『クリスマス・カロル』 青空文庫
作例 · 標準
佐藤さんの家なら、あそこから一軒置いて隣の、青い屋根の建物ですよ。
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「え、田中君の家ってうちから一軒置いて隣だったの? 全然気づかなかった!」
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一軒置いて隣の敷地で解体工事が始まったので、朝から少し騒がしい。
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