積聚
せきしゅう
名詞
標準
文例 · 用例
」(2)僖宗中和三年(八八三)六月 「時民間無積聚。
— 桑原隲藏 『支那人間に於ける食人肉の風習』 青空文庫
畢竟知識は疑問の積聚のみ、一疑※かに解すれば一疑新たに次ぐ。
— 高山樗牛 『美的生活を論ず』 青空文庫
宇宙は畢竟疑問の積聚也、人は是の疑問の解決を待つて初めて安じ得べくむば、吾人寧ろ生なきを幸とせむ。
— 高山樗牛 『美的生活を論ず』 青空文庫
其の食ふ所の貝積聚りて岡を為す」とあるのと全く同一説話で、けだし後世海岸から離れた地に貝塚のあるのを見て、手の長い人が遠方の海から貝を取ったものだとの空想を描いたものであろう。
— 土蜘蛛研究 『手長と足長』 青空文庫
同書那珂郡の條下に曰く「平津驛家、西一二里有岡、名曰大櫛、上古有人、體極長大、身居丘壟之上、採蜃食之、其所食具、積聚成岡、時人取大※之義、今曰大櫛岡、其大人踐跡、長卅餘歩、廣廿餘歩、尿穴跡可廿餘許、」大櫛今又大串と改稱して東茨城郡に屬せり。
— 坪井正五郎 『コロボックル風俗考』 青空文庫
地勢に由つて考ふるも「其所食具、積聚成岡」と云ふ文に由つて考ふるも、此地に貝塚有りしは事疑ふべき理由無し。
— 坪井正五郎 『コロボックル風俗考』 青空文庫
此理を知らざる者は海を距る事遠き所に於て鹹水貝殼の積聚するを見れば頗る奇異の思ひを作すべし。
— 坪井正五郎 『コロボックル風俗考』 青空文庫
蘇我の馬子の孫である赤兄が、斉明天皇の失政として水城石城等の築造や軍需の積聚を攻撃しているごとき、明らかにこれを証示するものである。
— 和辻哲郎 『日本精神史研究』 青空文庫