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別間

べつま
名詞
1
標準
separate room
文例 · 用例
「このお正月に淨圓寺へ御參詣にまゐりますと、和尚様は別間で色々お話のあつた末に、わたくしの顔をつくづく御覽になりまして、頻りに溜息を吐いておいでになりましたが、やがて低い聲で『あゝ御運の惡い方だ。
お文の魂 半七捕物帳 青空文庫
……今夜の怪談会の幹事の一人に、白尾と云うのが知己だから槙を別間に迎えながら、「かねがね聞いております。
泉鏡花 露萩 青空文庫
失礼な起しましょうと口々に騒ぐを制して、朝餉も別間において認め、お前さん方が何も恐がる程の事はないのだから、大勢側に附いて看病をしておやんなさいと、暮々も申し残して後髪を引かれながら。
泉鏡花 湯女の魂 青空文庫
奧さんは皆の食事が濟んでから別間で食べる。
森鴎外 半日 青空文庫
お千代はようやく父をなだめ、母はおとよを引き立てて別間へ連れこむ。
伊藤左千夫 春の潮 青空文庫
「別に御不審はございませんか」「少し御相談がありますから、大番頭さんを呼んでください」 与兵衛と幸八を別間へ呼び込んで、半七は自分の意見を述べた。
正雪の絵馬 半七捕物帳 青空文庫
「このお正月に浄円寺に御参詣にまいりますと、和尚さまは別間でいろいろお話のあった末に、わたくしの顔をつくづく御覧になりまして、しきりに溜息をついておいでになりましたが、やがて低い声で『ああ、御運の悪い方だ』と独り言のように仰しゃいました。
お文の魂 半七捕物帳 青空文庫
続いて二三人立ちかかって、権兵衛を別間に連れてはいった。
森鴎外 阿部一族 青空文庫
作例 · 標準
離れにある小さな別間は、茶道を楽しむための静かな空間として使われている。
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主人の書斎の奥には、古書を保管するためだけの窓のない別間がある。
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賑やかな宴会場の隣に、疲れた人が横になれるような別間が用意されていた。
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