ペダンティック
ペダンティック異読 ペダンチック
形容動詞名詞
標準
pedantic
文例 · 用例
批評の科学性の最も手近かな特色であったシステムから、教育可能な抽象力を見出したが、この先生味の勝った(ペダンティックな)システムは、現に、芸術史乃至文芸史の学殖に基く体系の如きものだ。
— 戸坂潤 『所謂批評の「科学性」についての考察』 青空文庫
教育方針に対しても、小学校から大学までを順序よく好成績で経なければ、社会人として価値低い者と云うようなペダンティックな考えではなく、所謂学問は、希望次第、能力次第で何処まででもよい。
— 宮本百合子 『男女交際より家庭生活へ』 青空文庫
或る人は餘りにペダンティックであるまいか?
— 會津八一 『音樂に就いて』 青空文庫
異魚|不知其名云々と賛をしてある絵であるが、あそこの所に Platax teira と学名の賛をしたら、ちょっとペダンティックで面白いかもしれないと、つまらぬことを考えて一人で悦に入っていた。
— 中谷宇吉郎 『南画を描く話』 青空文庫
これらの訂正ないし増補の跡を辿ることは、単にペダンティックな趣味のためであるならば、実に下らないことである。
— AN ESSAY ON THE PRINCIPLE OF POPULATION 『人口論』 青空文庫
「甲寅叢書」の時は非常にペダンティック(衒学的)で、名士の道楽仕事みたいなところがあったが、「炉辺叢書」の方は、埋もれた執筆者を見つけて育てた功績は大きなものであったと思う。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
これの書き方や論じ方は決してペダンティックではないが、理論水準としては非常に高いものを含んでいると思う。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
だが夫は評論雑誌にペダンティックな装飾のように生まの学術論文が載せられたり、通り一片のお題目に就いてのコケおどしの評論が載ったりするからで、つまり思想的評論の資格に於て欠ける処があるからなのだ。
— 戸坂潤 『思想と風俗』 青空文庫
作例 · 標準
新しく赴任してきた先生は少しペダンティックなところがあり、授業中に細かい文法の間違いをいちいち指摘してくる。
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彼のペダンティックな語り口は、専門家同士の会議では評価されるが、一般向けの講演では退屈に思われがちだ。
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歴史小説を書くにあたり、時代考証は重要だが、あまりペダンティックになりすぎて物語のテンポを崩さないよう気をつけている。
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