手枕
てまくら異読 たまくら
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
using one's arm as a pillow
文例 · 用例
後に置いた腰掛台の上に、一人は匍匐になって、肱を張って長々と伸び、一人は横ざまに手枕して股引穿いた脚を屈めて、天窓をくッつけ合って大工が寝そべって居る。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
後に置いた腰掛臺の上に、一人は匍匐になつて、肱を張つて長々と伸び、一人は横ざまに手枕して股引穿いた脚を屈めて、天窓をくツつけ合つて大工が寢そべつて居る。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
」 玉を伸べたる脛もめげず、ツト美津は、畳に投げて手枕した。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
どれ、あのしっとり湿って苔の匂いのする土の上へ昔おやじさんと一緒に寝た夢でも見よう」 父は手枕をして横になりかけました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
それから今度は、手つきの会話で、かしげた首に手枕をして臥し眠る形をしたのは、今日の夜が来たその意味。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
いとど心はうば玉の夜の寝伏しの手枕や手枕や――やんややんや、この頃市村座でやっている「振袖|信田妻」二番目の所作唄だな。
— 岡本かの子 『狐』 青空文庫
少し斜めに壁の方に身体をねじ曲げ気味に片手枕で、毛布を蹴ぬいて、何かしら弱々しそうな息づかいである。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
空に孔でもあかないのかなと、私は仰いで手枕だ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
作例 · 標準
昼寝の時、手枕で気持ちよさそうに眠っていた。
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彼女はベンチで手枕をして、読書にふけっていた。
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疲れて眠ってしまった彼は、無意識に手枕をしていた。
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