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非戦論者

ひせんろんしゃ
名詞
1
標準
pacifist
文例 · 用例
非戦論者達は、では長篠城を抜いて勝頼を入れ、一門の武将は後陣となり、我等三名は川を越えて対陣し、持久の策を採らば、我軍の兵糧に心配ないのに対して、敵軍は事を欠いて自ら退陣するであろう、と云った。
菊池寛 長篠合戦 青空文庫
こんな遺恨から、今度の軍評定の席でも、両々相争ったわけだが、非戦論者ついに敗れたので、馬場等は、大道寺山の泉を、馬柄杓で汲みかわし、決死を盟った。
菊池寛 長篠合戦 青空文庫
が、日露戦争中の非戦論者に悪意を持たなかったのは確かにヒサイダさんの影響だった。
芥川龍之介 追憶 青空文庫
其如く今日此の際温和と公平の見地から彼我の行動を痛論する余等非戦論者が、仮令少数でも此の日本に在ると云ふ事は、列国に対して我国の声価を維持せんとする外交家の身にとり如何ばかり心強い事であらう乎。
大石誠之助 外交の後援 青空文庫
●今や我国民の多くは戦争の熱に浮かされ敵愾心に駆られ、事物の是非を判つの常識を失はんとするに方り、学者と論客は挙つて之に附和雷同し、余等非戦論者の言動を以て社会の秩序と安寧に害あるものと言ふ。
大石誠之助 外交の後援 青空文庫
三万七千人の会員を擁する全国青年同志会が、露国|膺懲の建白書を、桂首相に提出するかと思うと、非戦論者である堺利彦、内村鑑三、幸徳秋水の三人が、「万朝報」を去るというような事件が、この関門地方をも騒がしていたのである。
火野葦平 花と龍 青空文庫
」「まあ/\、落ちつけ」「失敬な」「戦争なんか誰だってしたかないんだ」「君は今更非戦論者になったのか?
佐々木邦 凡人伝 青空文庫
谷忠兵衛の説く、こういう理由と、かれの真実から溢れた大局の見とおしは、他の家老、重臣、元親の血族たちまでを動かして、「いかにも、道理だ」 と、さしもの主戦熱も、一夜のうちに、みな非戦論者に変ってしまった。
第十一分冊 新書太閤記 青空文庫
作例 · 標準
彼は徹底した非戦論者として知られ、いかなる武力行使にも反対の姿勢を崩さなかった。
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戦時下の弾圧に屈せず、非戦論者たちは密かに集まって平和への道筋を議論した。
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著名な作家が非戦論者であることを公表し、若者たちの間で平和への意識が高まった。
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