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朝堂

ちょうどう
名詞
1
標準
文例 · 用例
それから明朝堂々と東京駅を出発し、下関から大連航路のメイルボートに乗り込み、大連から上海に逃れる方法がある。
夢野久作 暗黒公使 青空文庫
十七日、朝堂に臨ませられ、万機親裁の事告げ給ひ、詔して、祭政惟一の大典に基くことを示し給ふ。
折口信夫 橘曙覧評伝 青空文庫
このお婆あさんが、ある朝堂々とした洋装で、私共の宿っていたハワイの川崎ホテルのドアをたたいたものだ。
沖野岩三郎 アラメダより 青空文庫
さて次に毛人大臣の児、入鹿臣□□林太郎が山代大兄及び十五王子らを殺したというのだが、書紀の方には皇極二年に何があったかというと、例の妖しげな前兆や天変地異の数々のほかに、十月六日のところには、蝦夷が病気と称して朝堂へ姿を見せないばかりか、息子の入鹿に紫冠を授けて物部大臣を名のらせたと書いてある。
飛鳥の幻――吉野・大和の巻―― 安吾の新日本地理 青空文庫
「不動堂の堂守の海念坊は講中へ申し訳が立たないと言って、翌る朝堂の中で首を吊って死んでしまいましたよ、可哀想に」「身寄りはないのか」「ありゃしません。
仏敵 銭形平次捕物控 青空文庫
踏歌の類も朝堂の饗宴に盛んに行なわれた。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
「不動堂の堂守の海念坊は講中へ申し譯が立たないと言つて、翌る朝堂の中で首を吊つて死んでしまひましたよ、可哀想に」「身寄りはないのか」「ありやしません。
佛敵 錢形平次捕物控 青空文庫
それらしき知性人や、無産文化人の極く少数が、いることはいても、それとてみな、ボロ衣冠をまとい、藤氏の権力下にある朝堂の八省に、名ばかりの出仕をするか、摂関、大臣家などに禄仕して、ほそぼそ生活を求めるしか、社会は、彼等を生かす機能も余地も持たなかった。
吉川英治 平の将門 青空文庫