足台
あしだい
名詞
標準
footrest
文例 · 用例
その娘は、のびにのびた生垣の下の、足台に腰かけて、厚紙でこしらえた人形の、へこんだ頬にキスをしていました。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
母親や娘は、彼女等の手芸、刺繍、パッチ・ウワーク等を応用して、暇々に、新たな壁紙に似合う垂帳、クッション、足台等を拵える。
— 宮本百合子 『書斎を中心にした家』 青空文庫
」「うん――でもね、明日の朝までに書いてしまわなけりゃならないものがあるの」 手を執られたまま私は椅子をまわって父の足もとにあった低い足台に腰かけた。
— 宮本百合子 『わが父』 青空文庫
そんな足台の暗い論はよして、俺の云ふ事でも、筆記して置くべしだ。
— 尾崎放哉 『俺の記』 青空文庫
彼が椅子を足台にして、その寝床へ這いあがると、今度は躯が床にとどきそうなほど凹んで、その重みで縫目からはみだした和毛が、部屋の四方八方へ飛び散った。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
勝梅さんが不思議がって探り廻しだしたのに吃驚した私は二ツ重ねた足台からおっこって、階下の人を驚かせ、二階へ駈上らせた。
— 長谷川時雨 『テンコツさん一家』 青空文庫
まずそれ以前に、敷物の向う端を鋲で止め、人形の着衣から護符刀を抜いておく――そしていよいよ博士が背後を見せると、敷物の端をもたげて、縦にした部分を足台で押して速力を加えたので、敷物には皺が作られ、勿論その波はしだいに高さを加えたのです。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
そして、背後から足台を、博士の膝膕窩に衝突させる。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
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