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天井板

てんじょういた
名詞
1
標準
ceiling boards
文例 · 用例
それがまた煤やら垢やらで何の木か見別けがつかぬ位、奥の間の最も煙に遠いとこでも、天井板がまるで油炭で塗った様に、板の木目も判らぬほど黒い。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
貴重品や被服は勿論、床板、畳、天井板をひっぺがし、小学生の教科書をまでかっぱらった。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
巣がかかる、巣がかかる、ああ、天井板をはがして見れば、どこもかしこも鼠の巣にてべたいちめんである。
萩原朔太郎 散文詩・詩的散文 青空文庫
それと反対に奥の別棟、すなわち家族の住居の方は、おととしの新築というにも拘らず、実に惨憺たるありさまで、家根瓦はほとんど完全に吹き飛ばされ、天井板も吹きめくられてしまいました。
岡本綺堂 怪獣 青空文庫
そこで、まず別棟の取毀しに着手して、天井板をはずしていると、六畳の間の天井裏から不思議な物が発見されたのです。
岡本綺堂 怪獣 青空文庫
そうして黒い瞳を空虚のように瞠りながら、仄暗い座敷の天井板を永い事見つめていた。
夢野久作 復讐 青空文庫
省作は本を持ったまま仰向きにふんぞり返って天井板を見る。
伊藤左千夫 隣の嫁 青空文庫
天井板は見えなくておとよさんが見える。
伊藤左千夫 隣の嫁 青空文庫
作例 · 標準
古い日本家屋の天井板は、木目が美しく趣がある。
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雨漏りの修理のために、一部の天井板を剥がす作業が行われた。
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天井板の隙間から、ひんやりとした空気が漏れてくる。
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