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蹴りつける

けりつける
動詞-一段動詞-他動詞
1
標準
to kick (out at)
文例 · 用例
さうかと思ふとおんつぁんは毛嫌ひする老いた牝犬のやうに、勃凸をすげなく蹴りつけることもあつた。
有島武郎 青空文庫
人のいない窓の一つ一つを、念入りに眺めまわしながら、なおも奥深く身を隠すように這い退って、彼の足の先に茂り合ったアカネ草の中に入ろうとしたが、その拍子に、編上靴の先で彼の足首を蹴りつけるとギクリとして振り返った。
夢野久作 童貞 青空文庫
彼女は怒を足にやって、落葉を蹴りつけるようにして歩いた。
田中貢太郎 白い花赤い茎 青空文庫
由良はこれはいよいよ信者も性根を出しだしたと思ったが、まさか蹴りつけるわけにもいかないので、どうすることかしばらくさせるままにさせてみようとじっとしていると、だんだん信者は由良の片足を高く上の方へ上げていった。
横光利一 馬車 青空文庫
秋蘭の駈け出す足が――彼は襲いかかった肉塊を蹴りつけると跳ね起きた。
横光利一 上海 青空文庫
下顎がまるで癇癪でも起したように絶えず上顎を蹴りつける
久生十蘭 葡萄蔓の束 青空文庫
入口を蹴りつける音がし、はげしく扉をおしあけると、ふらりと鶴がはいってきた。
久生十蘭 金狼 青空文庫
人造ダイヤの留金のついた銀色の踊り靴で、しきりに元吉の脊骨を蹴りつけるが、好事家はなかなか起きて来ぬ。
久生十蘭 魔都 青空文庫
作例 · 標準
彼は、相手の不意を突いて、鋭く「蹴りつける」。
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酔っ払いが、怒りのあまり、目の前の柱を激しく「蹴りつける」。
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「くそっ!こんなところで邪魔するとは、許せない!覚悟しろ!」と、男は相手に「蹴りつける」動作をした。
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