切入
せつにゅう
名詞
標準
OFF-ON (marking on switches)
文例 · 用例
巡警は、公司の証明書を持たない者には、一切入門を拒絶した。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
その爪の切入るごとに、巌はもろくぼろぼろと欠けて、喰い入り喰い入り、見る内に危く一重の皮を残して、まさに断切れて逆さまに飛ばんとする。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
思召の如く替へおほせて、二十九日敵陣へ無二無三に切入り給はんには、味方の勝利疑ひ有るべからず。
— 菊池寛 『姉川合戦』 青空文庫
ここは他人は一切入れないことに決定た。
— 海野十三 『仲々死なぬ彼奴』 青空文庫
私の塾には品行の悪い人は一切入れませんでしたが、そんな風でどこが悪いといって取り止めた事は一つもなかった上に、本人がシッカリした風で仕事が上手だったもんですからね。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
口にシャボンを一切入れて、脣から泡を吹くのだ。
— フレデリック・ブウテ Frederic Boutet 『橋の下』 青空文庫
ことに、ある時、ある場合に、舞台の真中に立つて、手を広げて見たり、空を睨んで見たりするときは、観客の眼中に外のものは一切入り込む余地のない位強烈な刺激を与へる。
— 夏目金之助 『三四郎』 青空文庫
珍しくまぐろ三切入りさしみにする。
— 一九四四年(昭和十九年) 『日記』 青空文庫
作例 · 標準
古い機械の銘板を見ると、スイッチの横に「切入」と刻印されており、操作方法を示している。
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「切入の印を確認して、主電源を確実に入れてから作業を開始してください」と工場長が指示した。
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長年使い込まれた分電盤のレバーには、色あせた「切入」の文字が辛うじて読み取れる。
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