鼬
イタチ異読 いたち
名詞頻度ランク #36449 · 青空 546 例
標準
weasel (esp. the Japanese weasel, Mustela itatsi)
文例 · 用例
このお辨當箱には鼬の糞でまぶした蚯蚓のマカロニなんか入つてゐるのだ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
用心口を鎖してお寢間へ戻り給ひしが再度立つてお菓子戸棚のびすけつとの瓶とり出し、お鼻紙の上へ明けて押ひねり、雪灯を片手に縁へ出れば天井の鼠がた/\と荒れて、鼬にても入りしかきゝといふ聲もの凄し。
— 樋口一葉 『われから』 青空文庫
その身動きに、鼬の香を芬とさせて、ひょこひょこと行く足取が蜘蛛の巣を渡るようで、大天窓の頸窪に、附木ほどな腰板が、ちょこなんと見えたのを憶起す。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
少し焦れ気味になって、また呼ぼうとした時、鼬か大鼠かが何処かで動いたような音がした。
— 幸田露伴 『観画談』 青空文庫
加賀の鼬雲、安房の岸雲、播磨の岩雲などは、其土の人々の雲の形を然思ひ做して然呼び做したるなるべければ、魏雲鼠の如く斉雲絳衣の如しなどいへるも、魏斉の俗に鼠雲絳衣雲等の称ありて後云ひ出せることにや。
— 幸田露伴 『雲のいろ/\』 青空文庫
その後に私の問題となった他の例は「鎌鼬」と称する化け物の事である。
— 寺田寅彦 『化け物の進化』 青空文庫
たとえば鎌鼬の現象がかりに前記のような事であるとすれば、ほんとうの科学的研究は実はそこから始まるので、前に述べた事はただ問題の構成であって解決ではない。
— 寺田寅彦 『化け物の進化』 青空文庫
鼬のように一直線に門前の茅原の暗に消え込んだ。
— 夢野久作 『女坑主』 青空文庫
作例 · 標準
夜間の森で、イタチが小動物を追いかける姿を目撃した。
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庭の隅でイタチを見かけた。警戒心が強く、すぐに茂みの中に消えた。
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養鶏場では、イタチによる卵の被害が後を絶たないため、防護柵の設置が検討されている。
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日本固有種のニホンイタチは、水辺や森林に生息する小型の肉食獣だ。
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標準
mustelid (any mammal of family Mustelidae)
作例 · 標準
農家の鶏舎に野生の鼬が侵入し、卵を荒らしていく被害が報告された。
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雪原に残された足跡から、そこに鼬が獲物を追って通ったことが窺える。
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俊敏な動きで木々を駆け上がる鼬は、その姿を目にするだけでも感動を覚える。
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「わあ、あそこに鼬がいるよ!」と、子供たちは珍しい野生動物に目を輝かせた。
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