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名詞
1
標準
文例 · 用例
こは我慾火の勢を得て、我智慧をくにやあらん。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
またあれば落日の色に、夢|燃ゆる、噴水の吐息のなかに、さらになほ歌もなき白鳥の愁のもとに、いと強き硝薬の、黒き火の、地の底の導火き、※オロンぞ狂ひ泣く。
北原白秋 邪宗門 青空文庫
紅の、戦慄の、その極の瞬間の叫喚き、※オロンぞ盲ひたる。
北原白秋 邪宗門 青空文庫
はた、裂くる赤き火の弾丸たと笑ふ、と見る、我き我ならぬ獣のつらね真黒なる楽して奔る。
北原白秋 邪宗門 青空文庫
いづこにかうち狂ふ※オロンよ、わが唇よ、身をもくべき砒素の壁夕日さしそふ。
北原白秋 邪宗門 青空文庫
載せきたる板硝子過ぐるとき車|きつつ落つる日の照りかへし、そが面噎びあかれば室内の汚穢、はた、古壁に朽ちし鉞一斉に屠らるる牛の夢くわとばかり呻き悶ゆる。
北原白秋 邪宗門 青空文庫
光の斑けつ、断れつ、豹のごと燃えつつ湿める径の隈。
北原白秋 邪宗門 青空文庫
ただ刹那、千年に一度現るるかの星こそは、われとわが醸みにし酒の火の飛沫、――濃き幻のしたたりに天さへけむ。
北原白秋 第二邪宗門 青空文庫