引かれ者
ひかれもの
名詞
標準
convict on their way to prison
文例 · 用例
今出て行くよ、まあ、お待ち、引かれ者の小唄とやらを、ここでちょいと吟じよう。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
頭布の裏の赤い更紗が眼にぶつかつて具合が悪いので、俯向いて歩いて行くと、如何にも哀れつぽい引かれ者でもあるかのやうにトボトボと隠見する自分の履の先が見えた。
— 牧野信一 『闘戦勝仏』 青空文庫
ホラ、俺は決して君に捕縛されないという約束さ」「アア、あの引かれ者の小唄のことか。
— 江戸川乱歩 『黄金仮面』 青空文庫
自由もきかぬ引かれ者の小唄、今その舌の根を引き抜いてやる……客人、用意はよいか」 と雨龍は※せした。
— 吉川英治 『剣難女難』 青空文庫
作例 · 標準
昔の時代劇では、罪を犯した引かれ者が市中引き回しにされる場面がよく描かれた。
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彼は、引かれ者のような暗い目をして、黙って警察官に従っていた。
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村人たちは、引かれ者が連行されるのを遠巻きに見ていた。
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