立体感
りったいかん
名詞
標準
feeling of solidity
文例 · 用例
実際の空間におけるわれわれの視像の立体感はどこから来るかというに、目から一メートル程度の近距離ではいわゆる双眼視によるステレオ効果が有効であるが、もっと遠くなるとこの効果は薄くなり、レンズの焦点を合わせる調節のほうが有効になって来る。
— 寺田寅彦 『映画芸術』 青空文庫
『料理と色彩』『料理と立体感』『料理と感覚』等の料理の絵画的方面を主題とした争ひ、のあつた日の出来ごとであつた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
殊に馬の物量感がでてゐたし不思議な線の歪みの中に立体感を捉へ得てゐる。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
藤田復生氏――『気象台』明析な態度、色の新しさの方向はいゝが、立体感の欠けてゐる点が難、テーマは甚だ立体的だが、描写力が併はなかつたのだと思ふ。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
之は相当に立体感を再現しているから、或る程度まで立体映画の代りをつとめる。
— 戸坂潤 『『唯研ニュース』』 青空文庫
絵画ではきっと処理しきれないだろうと思えるどっさりの生活の感情が、そこには流動する立体感であつかわれている。
— 宮本百合子 『ヴォルフの世界』 青空文庫
「絵のようにみせる」とは、繍の上でもこれまで言われてきたところであるが、これは、繍そのものの質を弁えぬも甚だしい、繍は絵とちがって、一本一本の糸が微妙繊細な立体感をもって、これが緻密に綾なすところに妙味がある。
— 矢田津世子 『※女抄録』 青空文庫
すなわち立体感がなくなるのだ。
— 小出楢重 『楢重雑筆』 青空文庫
作例 · 標準
この絵画は、シンプルな構図ながらも奥行きのある立体感が素晴らしい。
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CGで描かれたキャラクターは、まるで生きているかのような立体感があった。
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「わぁ、このオブジェ、すごい立体感だね!どうやって作っているんだろう?」
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