神の使い
かみのつかい
表現名詞
標準
divine messenger
文例 · 用例
六つか七つの時、青い衣を着た婆さんが来て、「わしは神の使いだ」 と言って、座敷へあがりこんで、蛙神のおぼしめしを伝えた。
— 田中貢太郎 『青蛙神』 青空文庫
又其の人の承諾を得ぬ限りは貴方が何の様に骨折ったとて少しも秀子の身を幸いにする事は出来ません、云わば秀子が神の使いの様な者で神の意一つで幸福にも不幸福にも成るのです。
— 黒岩涙香 『幽霊塔』 青空文庫
神の使いは、菊松の両手をつかんで、ズルズルとひきだした。
— 坂口安吾 『現代忍術伝』 青空文庫
「コウーラッ」 神の使いは片足で菊松の頭をふみつけ、額をしこたま畳にこすらせた。
— 坂口安吾 『現代忍術伝』 青空文庫
彼女らの去るを送って板戸の閉じた音に頭をあげると、昨日の神の使いが正面にチャンと坐っているのである。
— 坂口安吾 『現代忍術伝』 青空文庫
「正宗は、今日は敬神の念を起しておるな」 と、神の使いが鋭く見すくめて云った。
— 坂口安吾 『現代忍術伝』 青空文庫
ただ、私が死んでから、まんいちあの怪物が姿を見せたとしたら、つまり、復讐の神の使いがあなたのところへあいつを引っぱってきたら、そのときは生かしておかない、と誓っていたださたいのですよ。
— FRANKENSTEIN, OR THE MODERN PROMETHEUS 『フランケンシュタイン』 青空文庫
修理が済んで、清盛が厳島に参籠していると、ある晩、御宝殿の戸が開いて美しい少年が現れ、「大明神の使いで参った者ですが、この剣をもって全国を鎮め、朝廷をお守りするようにとのお告げです」 と銀の蛭巻した小長刀を枕辺に置いて、姿を消した。
— 第三巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
作例 · 標準
夢の中に現れた白い鳥は、まるで神の使いのようだった。
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困難な状況で、突然現れた助けは神の使いとしか思えなかった。
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古代の物語には、神の使いが人間に重要なメッセージを伝える場面がよく登場する。
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その犬は、病気の子供の心を癒やす神の使いだった。
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