惜春
せきしゅん
名詞
標準
lamenting the passing of spring
文例 · 用例
當年眞草草 当年真に草々、一櫂還呉早 一櫂呉に還ること早く、題罷惜春詩 惜春の詩を題し罷めば、鏡中添鬢絲 鏡中鬢糸添ひにしか。
— 河上肇 『閑人詩話』 青空文庫
ものうき鐘はおのづから惜春の賦を奏るを。
— 永井壮吉 『偏奇館吟草』 青空文庫
いつか諸賢を会して惜春の宴でも張らんかと存候えども当分|駄目。
— 高浜虚子 『漱石氏と私』 青空文庫
月光を溶かして青白い大気に、惜春行楽の色が香い濃く流れている夜だ。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
考へてみると、一昨年の春、花月にハアゲマンの歓迎会があつたとき、かへりに松山君のところで初めてあなたにお目にかゝつた以来、大金の惜春会で一度、本郷座の楽屋で一度――私はまだあなたに二三度しか逢つてゐません。
— 久保田万太郎 『井上正夫におくる手紙』 青空文庫
惜春会であなたにお目に懸つたのはそれから間のないことでした。
— 久保田万太郎 『井上正夫におくる手紙』 青空文庫
藤房の垂れて小暗き産屋かな君とわれ惜春の情なしとせずふたりづつ/\行く春の塵五月二日 金沢あらうみ海会員大挙上京。
— 高浜虚子 『六百句』 青空文庫
作例 · 標準
散りゆく桜の絨毯を眺めながら、過ぎ去る季節を惜しむ惜春の情に浸る。
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「惜春の折、皆様いかがお過ごしでしょうか」という時候の挨拶を添えて手紙を書いた。
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公園のベンチで、最後の一花を散らす風を感じつつ、惜春の歌を口ずさむ。
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ウィキペディア曖昧さ回避
惜春(せきしゅん)は、春が過ぎ去るのを惜しむこと。 楽曲のタイトル 惜春 (五木ひろしの曲) - 五木ひろしのシングル曲。 さだまさしの曲。シングル「天までとどけ/惜春」に収録。 山本サヤカのミニアルバム、およびその表題曲。 松島アキラの曲。シングル「あゝ青春よ花に咲け」に収録。 My Hair is Badの曲。「hadaka e.p.」に収録 惜春 (1952年の映画) - 1952年の日本映画。新東宝製作、木村恵吾監督作品。 惜春 (1967年の映画) - 1967年の日本映画。松竹製作、中村登監督作品。 円地文子の戯曲。 葉山レイコの写真集。
出典: 惜春 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0