アルペジオ
アルペジオ異読 アルペッジョ・アルペジョ・アルペッジオ
名詞
標準
arpeggio
文例 · 用例
銀とクリスタルガラスとの閃光のアルペジオは確かにそういう管弦楽の一部員の役目をつとめるものであろう。
— 寺田寅彦 『コーヒー哲学序説』 青空文庫
それは、セロの曲中に出て来る急速なアルペジオをひくのに、弦から弦と弓を手早く移動させるために手首をいろいろな角度に屈曲させる。
— 寺田寅彦 『「手首」の問題』 青空文庫
慶一はまだ、頭のなかで〈ア・ハード・デイズ・ナイト〉の十二弦ギターのアルペジオを聴いていた。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
ギターのかすかなアルペジオをバックに、ママ・キャスのささやき声が流れる。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
永遠にこないよりは、ずっといい」 十二弦のアルペジオのなかに浮かんで、慶一は令子におおいかぶさり、その唇にふれる。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
テクニックの上でベースのフォルテでペタルをきかせながら、右手のアルペジオなど、ちっとも音をまぜず、左手の音響の上を珠走らす如く弾く美しさなど、実に驚くべき美しさである。
— 一九三六年(昭和十一年) 『日記』 青空文庫
大いなる壺のやすらかに閉ざされし内部に在りて、すべての歌声の、よろこばしきアルペジオとなりて、絶えず涌きあがるがごとくにあれ。
— 堀辰雄 『大和路・信濃路』 青空文庫
高音部のトレモロ、マイナーのアルペジオ。
— 久坂葉子 『華々しき瞬間』 青空文庫
作例 · 標準
アルペジオを使って文を作ってみた。
学生たちはアルペジオについて学習した。
アルペジオの使い方は難しい。
先生はアルペジオの定義を説明した。