起
き
名詞
標準
文例 · 用例
あアうれしいうれしいなア明かるくなった、もう起きよう、おばアさん起きよよう、こんなに明るくなったじゃないか。
— 伊藤左千夫 『浅草詣』 青空文庫
祖母は寒いからもう少し寝ていよという、姉も次なも仲なも乳房にとッついているのも、起きるだという、起ようという起してという、大騒ぎになッてきた、婆や、早く着物をあぶってという、まだ火が起りませんから、と少しまってという、早く早くと四人の児供らはかわりがわり呼立てる。
— 伊藤左千夫 『浅草詣』 青空文庫
もうこうなっては寝ていようとて寝ていらるるものでない、母なるものが起きる、予も起きる、着物もあぶれたというので、上なが起る次なが起る、仲なのも起る、足袋がないとさわぐ、前掛がないと泣きだす、ウンコーというオシッコーという、さわがしいのせわしいの、それは名状すべからずと云う有様。
— 伊藤左千夫 『浅草詣』 青空文庫
次へ起った三児の後影は如何にも寂しかった。
— 伊藤左千夫 『大雨の前日』 青空文庫
予は起って庭から空模様を眺めた。
— 伊藤左千夫 『大雨の前日』 青空文庫
同時に我れながらさもしい卑屈な感想の湧き起るのを禁じ得なかった。
— 伊藤左千夫 『大雨の前日』 青空文庫
しからば、正岡が歌壇の偉人であるというはどう云うわけかと云う問が起るであろう。
— 伊藤左千夫 『正岡子規君』 青空文庫
国家とその起源を同じくしているところの歌は、また皇家とその隆替を同じくしている。
— 伊藤左千夫 『正岡子規君』 青空文庫
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起(おこし)は、愛知県一宮市の地名。
出典: 起 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0