睨め据える
ねめすえる
動詞
標準
文例 · 用例
チャラチャラと、近づいた横山五助、闇をすかして、二人を、睨め据えるようにしたが、「甚太郎、貴さま、不届きな奴だな!
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
厭とおいやるなら、強いては頼まぬ――広いとて、江戸の中なら、わたし一人でも、よも、尋ねあたらぬことはあるまい」 きッと、睨めすえるようにして、言い放つ、浪路の目つきに触れると、甚太郎は、竦然と、肌が、粟立つのをすらおぼえるのだ―― ――おお、何という恐ろしい、女子の執念であるのだろう?
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
行ってらっしゃい」 石秀は腕を拱み、睨めすえるような眼で女轎の巧雲を見送った。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫