正中
せいちゅう
名詞
標準
middle
文例 · 用例
(一)正中偏平等方面を中心にして、差別方面を眺めた形であります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
(三)正中来次は平等方面のみを眺むる場合であります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
夕空にむらむらと嶽の堂を流れて出た、一団の雲の正中に、颯と揺れたようにドンと一発、ドドド、ドンと波に響いた。
— 泉鏡花 『海異記』 青空文庫
正中二年十月と言えば、後醍醐天皇が、藤原資朝、藤原俊基等の近臣と王政の復古を謀って、その謀の泄れたいわゆる正中の変の起った翌月のことであるが、その二十一日に、山城、近江の二箇国に強震があって、日吉八王子の神体が墜ち、竹生島が崩れた。
— 田中貢太郎 『日本天変地異記』 青空文庫
結局、相手を素裸にして打倒した女が凱歌をあげ、情事に於ける正しき者と認められ、今迄厳正中立を保って見物していた衆人から祝福を受ける。
— 夫婦 『南島譚』 青空文庫
正中の変前に、日野俊基が山伏姿で湯治と称し、大和、河内に赴いたことは、『増鏡』や『太平記』に立派に記してあるが、恐らくこんな時、楠氏と朝廷とが結ばれたのかも知れない。
— 菊池寛 『四条畷の戦』 青空文庫
正中元年その御計画は、北條氏の探知するところとなり、資朝、俊基の公卿を始め、土岐頼兼、多治見国長などの犠牲者を出したが、天皇は隠忍してその時機を待たせられて居たが、嘉暦元年北條氏の皇位継承に対する干渉露骨となるや、天皇の御決心いよ/\深く、北條氏討伐の御計画は、正に一触即発の域に達した。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
(西鶴の武道傳來記六の二に、天正中伊豫の合戰に討死した人の幼女を護つて東都に立退た忠臣が七十餘歳になり、二八ばかりに成長した故主の娘は諸人の執心うたてく、表て向き夫婦同樣に暮し居た。
— 南方熊楠 『蓮の花開く音を聽く事』 青空文庫
作例 · 標準
この彫刻は、中心軸の正中がわずかにずれている。
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絵画の中央、正中には美しい女性が描かれている。
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彼のスピーチは常に、中道を行く正中の立場から語られた。
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標準
impartiality
作例 · 標準
彼は常に正中な態度で、誰の意見にも偏らなかった。
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議論が白熱する中でも、彼は正中な立場を崩さなかった。
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その問題の解決には、正中な視点からの判断が求められる。
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標準
culmination
作例 · 標準
太陽はすでに正中を過ぎ、少しずつ西に傾き始めていた。
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天文台では、星が正中する正確な時刻を観測する。
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彼のキャリアは、この作品で正中を迎えたと言えるだろう。
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ウィキペディア
正中(せいちゅう、culmination)とは、ある天体が日周運動によって、観測地点における子午線(すなわち、天球上の天の北極・天頂・天の南極を通る大円)を通過することである。
出典: 正中 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0