転義
てんぎ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
transferred meaning
文例 · 用例
今一つ、この盆の期間に、大事の行事があつて、今や完全に、その転義をすらも忘れ去らうとしてゐる。
— 折口信夫 『たなばたと盆祭りと』 青空文庫
古代の仮葬場(殯所)に設けた障碍物が、直にもがりと言はれるやうになり、更に転義を経たものであらう。
— 折口信夫 『日琉語族論』 青空文庫
たゞ「うまれる」の敬語に、転義した場合はある。
— 折口信夫 『霊魂の話』 青空文庫
あるが「うまれる」の敬語に転義した訣が、そこにある。
— 折口信夫 『霊魂の話』 青空文庫
「ある」は往々「うまれる」の同義語の様に思はれてゐるが、実は「あらはれる」の原形で、「うまれる」の敬語に転義するのである。
— 折口信夫 『貴種誕生と産湯の信仰と』 青空文庫
「かんだ」や「こまがた」や「はんてんぎ」では妙に近代的理性的で、つまり乙ゥ啖呵が切れないからでさぁと生前、事あるごとに教えてくれた。
— 正岡容 『寄席行燈』 青空文庫
作例 · 標準
「鶴の一声」は、元は鳥の鳴き声だが、今では権威ある人の一言という転義で使われる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
言葉が時代とともに転義していく例は多い。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の言葉は転義を含んでおり、すぐに真意を理解できなかった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
転義法(てんぎほう)あるいは転義(てんぎ)とは、修辞技法の一種で、言葉を文字通りの使い方あるいは標準的な使い方とは別の方法で用いることを指す学術的な用語。
出典: 転義 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0