麗々
れいれい
形容詞-たる副詞-と
標準
ostentatious
文例 · 用例
「明治四十三年十月二十日、黒羽町|万盛楼の娼妓小万、男と共に逃亡、この山奥に逃込みし筈、捜索のため云々――」と、捜索に来た人間の名も麗々と記してある。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
)だが考へて見たら、一人前の文士にも成らないものが、麗々しく雅号をつけるなんかテレ臭いので到頭本名で通してしまつた。
— 萩原朔太郎 『名前の話』 青空文庫
母の部屋は階下の十二畳に続く六畳ですが、まず壁には牡丹に唐獅子の附いている浮彫の額縁の中に、大礼服を着た父と自分と並んだ写真を入れて麗々しく飾り立て、その下に黒檀に象眼のある支那ものらしい茶棚が並べられてあります。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
塀にも屋根の上にも一ぱいに専門の皮膚、泌尿科を麗々しく広告している医学博士。
— 岡本かの子 『豆腐買い』 青空文庫
夢さへも恵まれぬ徒然の寒き日に、自らを励まするが如く武張つて「唖子にも夢がある」と麗々しく誌したのである。
— 牧野信一 『消息抄(近頃書いた或る私の手紙から。)』 青空文庫
併し彼はその小頭の半纒を麗々しく着ていることが何かしら気恥ずかしいというように、田圃へ出る時と同じように首に手拭いを結んでいた。
— 佐左木俊郎 『或る部落の五つの話』 青空文庫
その川|一条の前途は、麗々と土が出て、薄りと霧が這って、虫の声がするんだもの。
— 泉鏡花 『沼夫人』 青空文庫
そして、わびしいこの家の壁に麗々と飾りたてたのさ。
— 牧野信一 『手紙』 青空文庫
作例 · 標準
彼は麗々と高級腕時計を見せびらかすが、あまり品の良い行動とは言えない。
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その政治家は、選挙の時期になると麗々と実績をアピールし始める。
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彼女は、パーティー会場で麗々とブランド物のバッグを掲げるように持っていた。
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