軽んずる
かろんずる
動詞-ずる変動詞-他動詞
標準
to despise
文例 · 用例
しかしその半面の随伴現象としていわゆる骨董趣味を邪道視し極端に排斥し、ついには巧利を度外視した純知識慾に基づく科学的研究を軽んずるような事があってはならぬと思う。
— 寺田寅彦 『科学上の骨董趣味と温故知新』 青空文庫
この時三郎を軽んずるごとく、「一体貴下は何御用でお出でなすったのです。
— 泉鏡花 『金時計』 青空文庫
冠婚葬祭を軽んずる様で人間出世は出来ぬという信念をもっている。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
師を軽んずるは古来、文科学生の通弊とす。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
命に従わず朝を軽んずるというので、節刀を賜わって関白が愈々東下して北条氏を攻めるというのである。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
然るに近頃吾人を評難する者あり、吾人「文学界」の一団を以て、ライフに関する、すべての事を軽んずる者の様に言ひ做して、頻に攻撃を試むると覚えたり。
— 北村透谷 『人生の意義』 青空文庫
然るに世間には「人生」といふ字の誤り易きところから、往々にして吾人を以て、ライフといふものを軽んずる者の如く認めて、気早なる攻撃を試むる者あり。
— 北村透谷 『人生の意義』 青空文庫
然るに今の世の所謂基督教会なるものを見るに、朝に入りたるもの夕に出で、出没常なく、去就定まりなし、その入るや入るべからざるに入り、其出づるや出づべからざるに出づ、何ぞ自らの心宮を軽んずるの甚しき。
— 北村透谷 『各人心宮内の秘宮』 青空文庫
作例 · 標準
傲慢な王は、民の声に耳を貸さず、彼らを軽んじた。
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「奴らの意見など、鼻から軽んじているさ」と、彼は嘲笑した。
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長年の功績を軽んずるような評価には、彼は納得できなかった。
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相手の若さを軽んずるべきではない、経験に勝る情熱を持っているかもしれない。
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