ひょっと
ひょっと
副詞動詞-サ変頻度ランク #7920 · 青空 1821 例
標準
possibly
文例 · 用例
けれども観衆の大半は、ひょっとしたら、やっぱり侘びしい人たちばかりなのではあるまいか。
— 太宰治 『弱者の糧』 青空文庫
信仰とやらも少し薄らいでまいったのでございましょうか、あの口笛も、ひょっとしたら、父の仕業ではなかったろうかと、なんだかそんな疑いを持つこともございます。
— 太宰治 『葉桜と魔笛』 青空文庫
これは、ひょっとしたら、馬場と私との交際は、はじめっから旦那と家来の関係にすぎず、徹頭徹尾、私がへえへえ牛耳られていたという話に終るだけのことのような気もする。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
――いや、ひょっとしたら、なんでもない俗な男なのかも知れん。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
これはひょっとしたらいくつかの山の麓が重り合っているのではないかと翁は疑った。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
ひょっと目星い品が視野から彼女を呼び覚すと、彼女の青みがかった横長の眼がゆったりと開いて、対象の品物を夢のなかの牡丹のように眺める。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
いや、ひょっとしたら始めからない生れつきだったかも知れない」「そんなこともなかろうが、しかし、もしそうだったら困ったものだね。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
この巻頭に聖歌の一節“The works of the Lord are great, ……”を刷るつもりであったが、出版所の秘書が云いにくそうに「これでは、ひょっとすると、Lord すなわち貴方だと読者が思うかもしれませんが」と注意した。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
作例 · 標準
ひょっと用事が入るかもしれないので、明日の予定は空けておいてください。
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窓の外を眺めていると、ひょっと彼が通るのではないかと期待してしまう。
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「ひょっとしたら」と「ひょっと」を使い分けて、可能性の度合いを表現する。
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標準
unintentionally
作例 · 標準
緊張のあまり、ひょっと秘密を漏らしてしまいそうになった。
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忙しくて、大切な約束をひょっと忘れてしまうところだった。
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散歩をしていたら、ひょっと懐かしい看板が目に留まった。
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