筋の通った
すじのとおった
形容詞-語幹表現
標準
rational
文例 · 用例
筋の通った劇よりも、筋はなくて刺戟と衝動を盛り合わせたレビューの流行る現代に、同じような傾向が色々の他の方面にも見られるのは当然のことかもしれない。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
そういう意味での筋の通った連句的な映画を見せてくれる人はないものかと思うのである。
— 寺田寅彦 『映画時代』 青空文庫
タフトらしい、せいの高い、鼻筋の通った、アメリカ人が支那語を使って何か指図をしていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
朝凪の海、穏かに、真砂を拾うばかりなれば、纜も結ばず漾わせたのに、呑気にごろりと大の字|形、楫を枕の邯鄲子、太い眉の秀でたのと、鼻筋の通ったのが、真向けざまの寝顔である。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
」 と斜めに警官を見て、莞爾り笑う……皓歯も見えて、毛筋の通った、潰島田は艶麗である。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
身装は構わず、絞のなえたので見すぼらしいが、鼻筋の通った、眦の上った、意気の壮なることその眉宇の間に溢れて、ちっともめげぬ立振舞。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
この後を、道の小半町、嬉しそうに、おかしそうに、視め視め、片頬笑みをしながら跟いて歩行いたのは、糊のきいた白地の浴衣に、絞りの兵児帯無雑作にぐるりと捲いた、耳許の青澄んで見えるまで、頭髪の艶のいい、鼻筋の通った、色の浅黒い、三十四五の、すっきりとした男で。
— 泉鏡花 『浮舟』 青空文庫
秦氏も御多分に漏れず――もっとも色が白くて鼻筋の通った処はむしろ兎の部に属してはいるが――歩行悩んで、今日は本郷どおりの電車を万世橋で下りて、例の、銅像を横に、大な煉瓦を潜って、高い石段を昇った。
— 泉鏡花 『売色鴨南蛮』 青空文庫
作例 · 標準
彼の筋の通った説明のおかげで、ようやく周囲の疑念が晴れた。
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どんな困難な状況でも、自分なりに筋の通った生き方を貫きたい。
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筋の通った構成の論文で、教授からも高い評価を受けた。
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