腕っこき
うでっこき
名詞-の形容詞形容動詞
標準
able
文例 · 用例
それが出来ざあ腕っこきでグリゴリー・ペトニコフから取り返しねえ。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
モトモト千六は無敵な商売上手に生れ付いていたのが、女に痴呆けたために前後を忘れていたに過ぎないので、こうして本気になって、女にも酒にも眼を呉れず、絶体絶命の死身になって稼ぎはじめると、腕っこきの支那人でも敵わないカンのいいところを見せた。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
だもんだから、お奉行さまも、ではだれか腕っこきの者にでもごく内密にやらせましょう、っていってるところへ、運よく行き合わしたのがあばたのあのだんななんです。
— 生首の進物 『右門捕物帖』 青空文庫
どうして腕っこきですよ。
— 徳田秋声 『挿話』 青空文庫
ボクソウルは、タイタニック号でこそ四等運転士だったが、主席舵手として最長年の海上生活の経験を有する実際家上りの腕っこきだった。
— 牧逸馬 『運命のSOS』 青空文庫
何喰わぬ顔をして翌る朝、台湾館へ帰って来ると直ぐに華盛頓の大使に頼んで、紐育のプレーグっていう腕っこきの警察官に頼んだものだそうです。
— 夢の久作(夢野久作) 『人間腸詰』 青空文庫
腕っこきの特務員が、大きな眼を開けて、片時も放さず袋を握っていくのだ。
— 牧逸馬 『戦雲を駆る女怪』 青空文庫
その本名は綱吉といい、非常に腕っこきの岡引であった。
— 国枝史郎 『染吉の朱盆』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
able person
作例 · 標準
例句