引き網
ひきあみ
名詞
標準
文例 · 用例
「手ごたえはねえか」 地引き網のように、五、六人で綱のはしを持ってたぐりおろしてゆくと、しばらくして、「ウム、重くなったぞ!
— 日光の巻 『丹下左膳』 青空文庫
そこではさきほどの百姓の兄弟にあたる人が引き網をしていました。
— ストリンドベルヒ August Strindberg 『真夏の夢』 青空文庫
だから私が実地訓練として、底引き網を買ってきて、出港初日、ひと網で捕獲して、浜で32シリングで売りました。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
ガイ牧師の言う底引き網を採用すれば、もう飢餓に遭わないと思いませんか。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
底引き網は使わん、俺も」 メアリは絶望して諦めた。
— TREGARTHEN'S WIFE 『トリガーセンの妻』 青空文庫
穴の入口は狭くてやっと人間が這って通れるくらいだがすこし行くと広くなって明るくなり、そこには海が見えて川や立派な村があり、海岸では引き網をしているし、川では丸木船に乗って魚をとっている。
— ――いわゆる地獄穴について―― 『あの世の入口』 青空文庫
みんな、海岸で大漁の地引き網でもひいているような気持ちでいます。
— 江戸川乱歩 『夜光人間』 青空文庫
「親父は、沖で一人底引き網をやってたんです。
— 山川方夫 『他人の夏』 青空文庫