悪あがき
わるあがき
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #43510 · 青空 51 例
標準
useless resistance
文例 · 用例
闇市場で煙草や主食を売っているというのも、いや売らねばならぬというのも、思えば大阪の逞しさというより、むしろ、大阪のあわれな悪あがきではなかろうか。
— 織田作之助 『大阪の憂鬱』 青空文庫
人間の卑屈な知恵や小力が、どう悪あがきしても侮り難い強大な意志に圧迫されるのでしょうな。
— ――夫婦哲学―― 『花嫁の訂正』 青空文庫
こいつァ、今更どう悪あがきしたところで始まらない――それで僕は、もとより極く少額ではあるが、たった一人身の僕が有っている財産――て程のものじゃない、身のまわりの物全部を、アメリカに行っている弟へ遺して行く手続でもしようと思って、こうやってあなたの所にあがった次第なのです。
— 渡辺温 『象牙の牌』 青空文庫
『そりゃあ、仰せとあれば遺言状も作りますがね、尤もこれは少し商売ちがいなのだが――併しそれにしても、ひどく悪あがきしなさすぎるじゃありませんか……警察の方にはむろん届け出たでしょうな。
— 渡辺温 『象牙の牌』 青空文庫
お前は私を竜宮へ連れて行くなどと大法螺を吹いて、私と対等の附合ひをしようとたくらんでゐるらしいが、もういい、私には何もかもよくわかつてゐるのだから、あまり悪あがきしないでさつさと海の底のお前の住居へ帰れ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
津軽の北部に見受けられるやうな、子供つぽい悪あがきは無い。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
杉山氏の近来のものは、往年の颯爽昧はないが、それにとつて変つて思想的な悪あがきは、壮観なものである。
— 大波小波 『小熊秀雄全集-20』 青空文庫
普段からあれほどいうて聞かしている伯母の意見も、そなたという暴れ馬の耳には念仏そうな、主が主なら家来までが見習うて、権次、権六、そち達も悪あがきが過ぎましょうぞ」 男まさりといいそうな老女の凛とした威風に圧し付けられて、鬼のような髭奴共も頭を抱えてうずくまって仕舞った。
— 岡本綺堂 『番町皿屋敷』 青空文庫
作例 · 標準
状況は絶望的だったが、彼は最後まで悪あがきを続けた。
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負けを認めたくない気持ちから、彼は悪あがきをしてしまった。
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もう諦めろ、これ以上悪あがきしても無駄だ。
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