受領
ずりょう異読 ずろう
名詞頻度ランク #17230 · 青空 121 例
標準
provincial governor (from the middle of the Heian period)
文例 · 用例
食糧や、慰問品の受領に鉄道沿線まで一里半の道のりを出かけていた十名ばかりが、帰ってきたのだ。
— 黒島傳治 『前哨』 青空文庫
」 防寒帽子をかむり、防寒肌着を着け、手袋をはき、まるまるとした受領の連中が扉を開けて這入ってくると、待っていた者は、真先にこうたずねた。
— 黒島傳治 『前哨』 青空文庫
彼は受領書に印を捺して持って来る。
— 黒島傳治 『窃む女』 青空文庫
彼女は受領書と風呂敷包を見っぱっている。
— 黒島傳治 『窃む女』 青空文庫
特務曹長「これはどの戦役でご受領なされたのでありますか。
— 一幕 『饑餓陣営』 青空文庫
十二日、甲辰、和田左衛門尉義盛、上総の国司に挙任せらる可きの由、内々之を望み申す、将軍家、尼御台所の御方に申合せらるるの処、故将軍の御時、侍の受領に於ては、停止す可きの由、其沙汰訖んぬ、仍つて此の如き類、聴されざる例を始めらるるの条、女性の口入に足らざるの旨、御返事有るの間、左右する能はずと云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
将門の弟の将頼は下野守に、上野守に常羽御厩別当多治経明を、常陸守に藤原玄茂を、上総守に興世王を、安房守に文室好立を、相模守に平将文を、伊豆守に平将武を、下総守に平将為を、それ/″\の受領が定められた。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
惜い哉、朝廷の御覺目出度きに乘じて、私に受領したために兄の忌むところとなつて終を全くしなかつた。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
作例 · 標準
「平安時代、地方の行政は国司と呼ばれる官僚が担っており、その中に受領という役職があった。」
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「ある受領は、任地での善政で民衆から慕われたと記録されている。」
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「平安末期には、受領が地方の権力者として台頭してくるようになった。」
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ウィキペディア
受領(ずりょう)とは、国司四等官の筆頭者で(原則は国守)、令制国に赴任して行政責任を負う者を指す。
出典: 受領 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0