放り上げる
ほうりあげる
動詞-一段
標準
to hurl up
文例 · 用例
彼が球を高く高く放り上げる姿をみた。
— 久坂葉子 『灰色の記憶』 青空文庫
彼はそれを、巧みに放り上げると、そこから、私の上へ飛び降りようとした。
— 久坂葉子 『灰色の記憶』 青空文庫
それを手早く拵えて、持っていって、あてもなくやんまのかがいの中に放り上げる。
— ――黙子覚書―― 『夢は呼び交す』 青空文庫
それはひじょうに神秘な力をもっていて、ほんのちょっとした力でもってすごい爆発をおこし、御本人を運命の舞台へ、ドーンとほうりあげるのだ。
— 海野十三 『恐竜島』 青空文庫
黒紋付白小倉のはかま、キリッとしたようすで、竹矢来のなかにすすむと、たもとのなかから一条のひもをとりだし、空中たかく、それをほうりあげると、ひもは北のやぐらのてっぺんにかかって、そのままクモの糸にもにた銀色の、ほそいほそいハシゴになるのです。
— 野村胡堂 『幻術天魔太郎』 青空文庫
珊瑚質のかたい地面を、ごつん、ごつん、とほりさげ、シャベルで砂をすくって、ほうりあげるのだが、大男は、はだかの全身、水をあびたような汗。
— 須川邦彦 『無人島に生きる十六人』 青空文庫
手をつないだままボトムへ降りていき、おたがいに相手をスロープの上にほうりあげるようにターンをきめ、波の頂上へ向けてのぼった。
— 片岡義男 『波乗りの島』 青空文庫
笑顔のナミは、楽しそうな大声で、高くほうりあげるように、みじかくうたった。
— 片岡義男 『彼のオートバイ、彼女の島』 青空文庫
作例 · 標準
彼は怒りに任せて、持っていたカバンを地面に放り上げた。
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ボールを高く放り上げると、犬が喜んで追いかけた。
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「疲れた、もう全部放り上げたい気分だ。」と、彼女はため息をついた。
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